ヒゲと猫と二つの王国 4-2
スピネル「ルイージ、大丈夫・・・?」
ルイージ「大丈夫、ボーとしていただけだ。僕の名前はルイージ。よろしく。」
マステラ「具合でも悪いのか?」
そういったのはよりにもよってマリオさん。
わたしの目から見れば彼の大丈夫は大嘘。相当動揺してる・・・わたしもだけど。
かつての家、失われた家族。
でも、ここは触れない方が賢明。
赤き英雄・・・気になる。
スピネル「彼は平気。猫の手の中でも一番タフだもん。」
マリオ「やっぱり背が高いのな。俺にも分けてくれ。」
ルイージ「ルーニャ、ちょっと星の降る丘に行ってくる。」
ルーニャ「ルイージ待つにゃ!洒落を鵜呑みするのはやめるにゃ!」
スピネル「ルイージ、それはギャグなの?」
ルイージ「・・・冗談さ。」
マステラ「ルーム、緑のP、冗談に見えた?」
ルーム「全然。」
緑のP「本当に行く勢いだったよね・・・。」
マリオ「そういや!おい、マステラ、飯用意しろ飯!」
マステラ「すっかり忘れてた!」
ルイージ「僕も手伝おうか?」
緑のP「魔法が来る前に用意をっ・・・!」
マリオ「≪プロミネンス≫!!」
ルイージ「さて、何から手をつければ・・・うわぁ!」
スピネル「ルイージ!」
ルーニャ「ルイージ!大丈夫にゃ!!」
マリオ「やべ、お客さんの方のルイージに打っちまった」
マステラ「おい!早く取りかかるぞ!僕の身も危ない!」
緑のP「わかった!」
ルーム「第二撃が来るぞ!!」
マリオ「≪ファイアーエレメント≫!!」
マステラ「ギャース。」
スピネル「マステラさん!」
マステラ「スピネル心配してくれるの?」
ルーニャ「『スーパーキノコ』」
ルイージ「ありがとうルーニャ。これで反撃に転じられる!!」
スピネル「反撃ってどういう意味?意味次第ではわたしも加担するよ。」
ルーム「そこは止めろよ!」
マリオ「なんかまずいことになってないか?」
緑のP「早く!野菜を!」
マステラ「・・・よし!今行く!スピネルちゃんありがとう!」
ルーニャ「マリオ、表へ出るにゃ☆」
ルーム「殺す気の笑顔だ!」
ルイージ「どう痛めつけようか・・・。」
スピネル「どう締めようか・・・。」
ルーニャ「どうなぶろうかにゃ・・・。」
ルーム「この人たち何!まるで殺意の塊!!」
マリオ「こいつら相手に一人は分が悪すぎるぞ!」
緑のP「早く!キノコを投入!」
マステラ「ついでにダシも入れとくぞ!」