フールの鉛筆画ブログ

鉛筆画のイラストや絵を中心に描いています。黒髪が大好きです。時々短編小説も書きます。

2013-06-16から1日間の記事一覧

ルイージの小説 9 プロトタイプ

その日の朝、全てが変わった。 爆音で目が覚めた。 スピネルと僕は 最小限の身支度をし、 外に出る。 嫌な予感しかしない。 「・・・ルイージ。」 不安そうに僕の名前を スピネルが呼ぶ。 「僕が守るから。」 土管からキノコタウンへ。 混乱の極みに達している …

ルイージの小説 プロトタイプ

ある朝、僕はいつものように家から一歩踏み出すと、目の前に一匹の黒いリスのような動物が横たわっていた。 だが、リスではない。体が10歳前後の子供くらいあったからだ。尾も含めるとその倍近くはある。そして額には、紅く輝くルビーのような宝石が埋め込…

ルイージの小説 25 後編 第五章 激闘の宝石

「スピネル、本当のことを・・・話す?」 ルーニャにはスピネルが道に迷ったところを僕が助けた、 それがきっかけで泊めることになったと、嘘を話してある。 スピネルのここに来るまでの経緯はあまりにも悲惨だったからだ。 「・・・話す・・・。 ・・・ルーニャには・・・…

ルイージの小説 25 前編 第五章 激闘の宝石

『よかったじゃないか! ルイルイ君! これでスピネルの親から正式に付き合うことを認められたようなものだ。 告白まであと少しだよ!★』 病院のベッドで目を覚ます。 目の前に見えるのは昨日と変わらぬ天井。 スピネルは隣のベッドにはいなかった。 おかし…