二次創作をしてみての感想
私はこちらの記事で長田さんの作った物語の二次創作をしてみました。今回は内容には触れず、単純に二次創作をしてみてどうだったかを話したいと思います。
正直いって、楽しかったと共にぶっちゃけかなり苦労しました。
二次創作をしようしてとりあえず気を付けようと思ったのが
①本編に関わってはいけないこと。
②メアリースーにならないこと
③本編と矛盾しないこと
(④奇想天外にする)
①は守らないと作者やファンから苦情がきます。後付けみたいで大概気味悪くなることが経験からわかっています。
②メアリースーとは原作キャラを踏み台にして活躍したり、無条件に称賛されたり、最初から最強だったり、死ぬときはみんなから悲しまれたり……と読んでいて痛々しいキャラクターのことです。
例:中二病
③良くできた二次創作でも、これがあると一気に残念な感じになります。
例:本編前半に出されたスピンオフ漫画。
④趣味です。
例:前作
というわけでこれに適するキャラにした結果、できた主人公が
・人殺し
・目的のためには平気で人を利用する
・敵サイドの下っ腹……に雇われた人
・本編最弱とされるキャラクターよりも弱い(能力が不完全な上、戦闘向きではない)
・化け物じみた信念はあるけど世界を変えるような力はない。
・能力は倫理を抜きでフル活用
・同情して欲しいけど共感してほしくないので、容赦のない結末。
という救いのない感じに。どうしてこうなった。
次に世界観を知るため、片っ端から長田さんの記事を探して、世界の成り立ちや倫理観、技術レベル、生活などをがんばって探し資料を集めました(私の実力不足で断片的にしか集まらなかったけど)。
元々の話が「神々や政治的な権力者と戦う話」だったので、なら本編では絶対に描写されない場所書いてみよう➡なら神やら偉人やらの政治や世界に「巻き込まれた側」の物語にしよう、としました。
また、長田さんが記事で「鬼の迫害」について書きたいとあったのを思いだし、それを取り入れた結果、今回の話にまとまりました。お陰で「本来我慢強い(推測)はずの鬼がクーデター起こす」レベル差別を書くことを求められたので、鬼に対する仕打ちがえげつなくなっています。
(……実はチェルノブイリを元にしていたり)
バトルに関してはわかりやすく、矛盾なく、油断なく、といったことを考えて書きました。質問された時用に全部一つ一つの行動に理由付けもしていたりします。全くの無駄でしたが……(実際バトルの内容を考えるのが一番骨が折れた)。
そして最後に謎解きパートであるエピローグを書いて完成です。
(あんまりにも内容がヤバくなって困ったけど、訂正する気力もなかったのでそのまま投稿)
本当に疲れた……。
因みに、主人公の職業柄、越境するので他のキャラと出会っていた可能性は十分あったりします。また、住みかや実験施設についての描写を省いているため、いくらでも設定(妄想)を膨らませられるようにしてあります(いざというときに長田さんがいじりやすいように)。
例:越境の際にはヒトコや夜目と遭遇する可能も!
総じて死力を尽くした作品となっております。というわけで、ぶっちゃけ0から未知の世界を空想するよりは、ハードルはかなり低いですが、その分しっかり調べてからやらないと、台無しになると言うのが今回の教訓です(汗)