急性チョコレート症候群
病名:
急性チョコレート症候群
概要
過剰な糖質とカカオの毒性による血糖の上昇を中心とする様々な症状を呈する。長期に渡りバレンタインデーに好発する原因不明の疾患であったが、近年、チョコレートに含まれる成分から原因物質が発見された。具体的な治療法が確立しておらず、すべて対処療法となる。
検査所見
生化学:LAP、ALP、γ―GT高値、コリンエステラーゼ低下。出血時間延長、そのほか炎症性サイトカインが上昇する。他多数所見あり。
血液:血小板減少、破砕赤血球出現、凝固亢進マーカー・線溶亢進マーカー高値、他多数所見あり。
臨床的意義
カカオの毒性により急性肝炎を引き起こす。そのため肝機能が著しく低下する。
また、血糖の急激な上昇がみられ、血管破壊が起きる。その結果深部血栓症を合併する恐れがあり、高率でDICに移行する。
また、32%の割合で激症肝炎に移行する。
治療
インターフェロン療法やホルモン療法が一応の治療法とされているが、効果は薄い上、根本の治療にはならない。
総じて予後が悪く、発症を防ぐのが第一となる。対処としてバレンタインデーを中止にすることが早急に望まれる。
結論
全部寒いジョークです。
しれっと流していただければ幸いです。
今週のお題「バレンタインデー」