エッセイ?
数年前の自分の作品を見直すというのは結構恥ずかしい。小学生のころの作文を押し入れから引っ張り出して、数行読んだところでぱたりとたたんだ経験は誰にだってあるだろう。
私は今日、動くメモ帳時代の作品をDSiで見直した。高校の時にうごメモを始めたはずなのに、今見てみると小学生レベルの幼稚な作品ばかり目につく。私は苦笑を交えながら動くメモ帳を見て行った。しばらくするとこのブログにすらあげていないマイナーな小説が現れた。興味本位で読み進めて行く。
自分の文章力のなさに痛感した。一番致命的なのは読者に読ませることを考えていないことだった。小説はあくまで読者に読ませるもの。作文と違って自己満足の世界ではない。常に読者に寄り添って文章を考えなければならない。ブログに自分の不幸を貼りつけているようでは到底いい作者にはなれない。
私はしばらく頭の中で考え事をしたのち、DSiのふたをぱたりとたたんだ。