高二、二日目 短編小説

前回 thefool199485.hatenadiary.com 「隣いい?」 「どうぞ」 昨日と同じく胸まである黒髪をゆらしながらスピネルが歩いてきた。 「今日はおにぎり?」 「まあね。ブドウ糖の塊のようなものだから頭にすぐエネルギーがいく行くし、わずかなタイムラグもより速効性のあるチョコレートあたりで補えば……ごめん、悪い癖が」 …