ルイージの小説 12前編 第三章 幸福の宝石

第三章 幸福の宝石 『彼女、きみのことをどんどん好きになってきているよ。 ボク、嫉妬しちゃうなぁ。』 また、変な夢を見たような気がした。 気のせいだろうか。 昨夜のことについてお互いにもう触れなかった。 この世界にいる以上、もう関係の無い話だ。 無理に思い出してこの先に見える明るい道まで閉ざしてしまっては …