フールの鉛筆画ブログ

鉛筆画のイラストや絵を中心に描いています。黒髪が大好きです。時々短編小説も書きます。

短編小説

 高二ストレンジR完結!

thefool199485.hatenadiary.com 先週のエピローグにて、高二ストレンジRが無事完結することができました。ここまで文章を書けたのは読者の皆さんの応援のお陰です!スターやコメントは小説を書く上で大きな力となりました。 拙い文章で見苦しい点も、いくつ…

書かされるのは嫌い 短編

二週目 後半 「隣、いいかな?」 後ろから聞きなれたソプラノの声が聞こえる。何度聞いても飽きない。 「ご自由にどうぞ」 僕が振り替えるといつも通り、美しい黒髪をもつ同級生が現れた。頭の後のポニーテールが楽しげに揺れていた。 僕の左隣の席に座りな…

秀才二人で天災

左:柏木 右:赤崎 捻りのない証明写真のような絵もいいですが、今回は真ん中で二つに割り、右半分と左半分で別のキャラを描いてみました。 左の人は鋭く冷徹なイメージ、左の人は暖かみがあり面倒見がよさそうなイメージです。 今回は資料に頼らずほぼ独力で…

高二ストレンジR-ivers  エピローグ

↓前回 thefool199485.hatenadiary.com 四週間目 放課後 以前、赤崎と一緒に来た公園に、僕とスピネルは訪れた。何故か、公園には子供たちが全くいなかった。おそらく近隣でお祭りでもやっているのだろう。現に耳を済ますとそれっぽい音が聞こえてくる。 僕は…

高二ストレンジR-8 終

↓前回 thefool199485.hatenadiary.com 五時前か。僕は一番右の列の二番目にある自分の席で深いため息を吐いた。夕日がガンガン当たり、目がまぶしい。 この時間になると、放課後に教室の後ろの方の席を陣取っている数人の女子ですら帰ってしまう。 やたらと…

高二ストレンジR-7

↓前回 thefool199485.hatenadiary.com 目の隅っこに『通学路』の標識がうつる。その奥には今にも雨が振りだしそうなドンよりとした曇り空が広がっていた。 住宅地の狭間で僕は声を張り上げた。 「なあ、頼むサンダー。もう一度スピネルとよりを戻してくれな…

高二ストレンジR-6

前回↓ thefool199485.hatenadiary.com 「今日、一緒に帰れる?」 僕は戦慄した。 いつものように放課後荷物をまとめて誰と一緒に変えるか考えていたところに、信じられない人が姿を現したのだ。彼女は例によって、無い胸に黒髪を揺らしている。 「いいけど、…

高二ストレンジRー5

僕は柏木と赤崎の話し合いを聞いた後、赤崎にさらに細かい事情を聞いた。そして帰り道赤崎と別れ、山田に電話をかけたのだった。 スマホ越しにサンダーの声が月夜に響く。 「━━これが俺の知っている全てだ。つまり、生物君が察した通り、柏木の言ったことは…

高二ストレンジR-4 短編小説

前回↓ thefool199485.hatenadiary.com 僕はゆっくりと机から顔を離す。まだ目がぼやけていた。夕陽が教室に差し込んでいる。僕以外のクラスメイトはみんな帰ってしまったようだ。最近の寝不足のためか、ホームルームの後爆睡していたらしい。 僕はいつも通り…

高二ストレンジについて

一月前ほどから小説を書きはじめたフールです。学生をあと一ヶ月ほどで卒業するので、学生生活の集大成として学生小説を書いています。読者の皆さんのお陰で連載も一ヶ月続き、ようやく、登場人物も一通り出揃いました。そこで一度、概要と登場人物の説明し…

高二ストレンジR-3

前回↓ thefool199485.hatenadiary.com パッつんヘア系男子の化学オタクと、美しい黒髪をもつ少女の姿が脳裏に浮かぶ。 山田の言葉にはどうにも疑問がのこった。山田は自分がスピネルに相応しくないと僕に印象付けるために、事実を湾曲させて話している可能性…

高二ストレンジR-2

thefool199485.hatenadiary.com 「━━ということで、結構スピネル危ういよ。詳しいことはあの子との約束で話せないけど」 「なるほど。道理で具合が悪いのにマスクをつけてなかったわけだ。サンキュー」 「生物君には何度も助けられたからね。っま、このお礼…

高二ストレンジR 短編小説

↓前回 thefool199485.hatenadiary.com 二週間目 夕暮れ プルルルルーッ、ガチャ! 「……もしもし、スピネルだけど」 「もぉーしもぉーし、スゥちゃん?」 「……久しぶり、ミキヨ」 「どったの?ところで体調は大丈夫?」 「ようやくおさまったよ。辛いものね。…

信頼関係 短編小説

二週間目 放課後 thefool199485.hatenadiary.com 「ではやま……山田(さんだ)くん。号令を」 「起立、気をつけ、礼」 「あーーっしゃーー(ありがとうこざいました)」 サンダーの雑な号令で挨拶したあと、僕は学校から帰る準備をした。スピネルが心配だ……と思っ…

普段と違うと恐ろしい 短編小説

二週間目thefool199485.hatenadiary.com おかしい。誰も声をかけてこない。図書委員も演劇部の集まりもあるとは聞いていない。こんなこと、今学期始まって初めてだ。 「よぉ、今日は一人か?」 おかっぱ頭の明らかにインドアなクラスメイトが声をかけてきた…

高二 白辺さんと僕 

一週間目 放課後 「よっ、生物君。今日一緒に帰る?」 帰り道一人でとぼとぼ歩いていたら、のんびりとしたマイペースな声が聞こえた。白辺さんだろう。 「じゃあ、一緒に帰るか」 細い目に流れるようなセミロングの持ち主にそういった。 「委員会決めはどう…

高二 机に突っ伏す 短編小説

高二 一週間目 僕は机に突っ伏していた。具合が悪いわけではない。 「どうしたの?」 「大丈夫。少し調子が悪いんだ」 よりにもよっていつも通りか。スピネル、今一番会いたくない人だった。おそらく彼女は胸に黒髪を揺らしながら話しているんだろう。 「今…

私が小説を書く理由

最近小説に精を出しています。実はどの話もあまり繋がりがなく、どこから読んでも大丈夫なように作っています。ブログという媒体の性質上、長文もあまりよろしくないので文も短めです。 書き始めた理由としては、キャラクター、(主 にスピネル)をより魅力的…

高二 四日目

僕らはいつものように駄弁っていた。相も変わらずスピネルの黒髪は絶好調だ。胸は、まあ……うん。 「フフッ……。この前は助かったよ。あなたのお陰で再試にならずにすんだ」 2日前にあった漢字テストの居残りが昨日の放課後だった。 「受かって正解だよ。放課…

高二、二日目 短編小説

前回 thefool199485.hatenadiary.com 「隣いい?」 「どうぞ」 昨日と同じく胸まである黒髪をゆらしながらスピネルが歩いてきた。 「今日はおにぎり?」 「まあね。ブドウ糖の塊のようなものだから頭にすぐエネルギーがいく行くし、わずかなタイムラグもより…

高二初日 短編小説

ブレザーと学ランが目の前を行ったり来たりしている様子を眺めながら、僕はため息をついた。 しくじった。今日の午前中腹の調子が悪かったのが原因だろう。朝、学ランのボタンが一つ見つからず着替えに時間がかかって遅刻寸前で登校したのも悪かったかもしれ…

娘に話したらドン引きされました 短編小説

わたしが結婚してまだ間もないころの話。 ひとつのいすを半分ずつ分け合って座って、わたしたちは語り合っていた。ふとしたわたしの一言がきっかけだった。 「ねぇ、あなた今何のことを考えているの?」 「とある女の人のことさ」 私は不穏なものを嗅ぎ取っ…

あるドラゴンの冒険 4

ドラゴンはかつてこの世で最も強かった。繁殖力が低い代わりに硬い鱗と、強靭な巨体、それなりの魔力を与えられた。古代の竜は侵略を繰り返し、人間や魔法生物を追い抜いて生態系を牛耳っていた。 一瞬何がおきたかわからなかった。まず、腹の辺りに数発の鈍…

半人半猫

名前:キャルト 性別:女性身長:座ってるときで三メートル。嫌いなもの:閉塞感、猫だまし好きなもの:笑顔(嘲笑を除く)、猫じゃらし趣味:高速山登り、自分の体を活かした芸の開発 大まかなプロット: キャルトは上半身が獣の耳を持つ人で、下半身が猫の…

或ルドラゴンの冒険 3

6 足が割と悲鳴をあげてきたとき、不意にその祠は現れた。探そうと思わなければまず見つかりそうにない。大きさはお姉さんと同じくらいの高さだが、苔むして周りの風景と一体化している上、その辺の石ころと同じような感じで建てられているのだ。 「ここがそ…

或るドラゴンの冒険 2

4 なるほど、これは骨が折れそうだ。うっそうと木々が生い茂る森の手前で私は見上げた。 長老曰く、この半径数十キロにわたる広大な山のどこか一箇所に祠があり、そこが悪魔の住処へと続いているそうだ。宿で休んだとはいえ、砂漠の中から一粒の砂金を見つ…

あるドラゴンの冒険 1

私は考え事をしていた。寝床である洞穴でたった一人で。あの時食べた肉はおいしかったとか、計画通りアレが進み達成できたときの何ともいえぬ快感とかを。 突然、何者かの腕が私の胸部にめり込んだ。目の前を見ると悪魔としか形容しがたい何かが胸から腕を引…

10分でシナリオを書こう(大学受験)

中学時代、学級委員を務めるような模範生とだったアラマシ。そんな彼も高校に入ってから勉強をサボったために、今では学年順位は下から数えたほうが断然早い。高校三年に上がったものの、アラマシは志望大学をあきらめかけていた。学校や家族からの圧力も激…

小説「ステッキ」 プロット (再投稿)

あるとき学校の掃除当番じゃんけんに負けてごみ捨てに行くことになった。ごみ袋を両手にもち裏庭のゴミ捨て場に赴くと、空色のポリバケツの一群から少し外れたところに変身ステッキを発見する。一瞬、このプラスチック製のおもちゃが退屈でつらい塾のテスト…

なんとなく物語が作れるの10の質問

本やらネットやらを駆使して興味本位で作って見ました。これにひとつずつ答えれば何か物語らしきものができるはずです。できればこの質問の答えや感想、改善してほしいポイントなんかをコメントしていただけるとうれしいです! ①まず、あなたが「今いる場所…