フールの鉛筆画ブログ

鉛筆画のイラストや絵を中心に描いています。黒髪が大好きです。時々短編小説も書きます。

短編小説

セレア=エアリスはコメディしたい 短編小説

タニカワ教授はテストを採点し終わり勢いよく延びをした。あまりにのけぞり過ぎて、椅子がグラリと傾き床に頭が! 「痛っ!」 地面から立ち上がろうと頭を持ち上げた時、研究室の扉の上にある窓から銀色の液体が染み出てきた。液体は床に滴ると水溜まりを作…

狂気と憎悪と私 第三部 短編小説(暴力描写有)

※今回は軽い暴力描写があります。そういうのが大の苦手、という人はブラウザバックを推奨します。↓の小説の続きです。thefool199485.hatenadiary.com thefool199485.hatenadiary.com 今回のアウレイスの台詞は坂津さん( id:sakatsu_kana )に書き起こして頂き…

アウレイスと私 第二部 短編小説

thefool199485.hatenadiary.com ⬆こちらの話の続きになります。 また今回も同じく坂津さんからキャラを借りています。━━ アウレイスにという少女に会った。ルビネルの友達でこの学校に短期留学するらしい。人種差別の激しい国の出身だと言うから、色々と心配…

ルビネルと私 第一部 短編小説(官能表現有)

例の企画と世界観を共有しています。ただし、普通の短編小説として書いているので、企画の専門用語等は一切排除しています。企画をご存じの方もそうでない方も楽しんで頂けたら幸いです。 坂津さん( id:sakatsu_kana )からキャラをお借りしています。 ━━ 私…

幻煙の雛祭り ━前日━ 5 PFCSss

「で、あんた次はどこに行くんだ?この流れだと普通『ライスランド』か『リーフリィ』、『チュリグ』たが」 ドクターレウカドは地図を指差し、アンティノメルから東に指を動かした。 「今回は『リーフリィ』に行こう。三人の猛者がいる。『ライスランド』は…

幻煙の雛祭り ━前日━ 4 PFCSss

「れっレウカド!?」 シュンが大袈裟に驚いた(今になってようやく妖怪の子の顔と名前が一致した)。 ドクターレウカドはゆっくりとソラの側に寄ると、ナイフが握られた腕を掴み、私から離した。 っと、一瞬シュンが凄い形相でドクターレウカドを睨み付けたよ…

幻煙の雛祭り ━前日━ 3 PFCSss

私はドレスタニアから『とある乗り物』に乗って高速でアンティノメルへと飛んだ。 国北西に位置する廃校舎。闇取引にはうってつけの場所でありヒーロー(犯罪を取り締まる組織)も目をつけている。 その二階の教室に私は踏み込んだ。もちろん黒いコートにトレ…

幻煙の雛祭り ━前日━ PFCSss1

pfcs.hatenadiary.jp⬆のひな祭り企画のssです。今回は交流目的で作品を作るため、他のPFCS作品の名称やキャラの名前も積極的に出していくつもりです(嫌だったらごめんなさい)。Twitterで許可(?)をとったので、早速今回からゲストが登場します! ━━ 何に使う…

召喚都市カルマポリス PFCSss 2

3 木製の長机とイスが規則正しく並んでいる。それらは部屋の前方にあるボードに向けられている。ボードには『休日の特別講義━━カルマポリスのシンボル依存問題』と書かれていた。 教室に生徒はいなかった。どうやら体育館に避難したらしい。 「ここなら廊下…

巨大生物ラ・ゼロイド・マギ (PFCSのss)

ドレスタニア行き、ベリレア西部の密輸船にて。 わたしは子供一人が体には入れそうな位大きい図体を、粗末な座席に無理矢理押し込んでいた。潮風が吹き付けるが私のコートは頑なにそれを拒んでいる。 目の前に穏やかな海が広がっている。 「また、ペストマス…

PFCS やってみました。(2.20更新)

pfcs.hatenadiary.jp 信仰都市国家:カルマポリス その昔強大な力を持つ魔法使いがいました。魔法使いは彼の持つ魔法で人々を支配しようとしました。しかし、勇敢な若者たちが魔法使いに挑み、力を会わせ、魔法使いの魂を封印しました。 魔法使いの力と肉体、…

小説を書いてみて

先日の小説、『ルイージ物語』を読んでいただいた方、ありがとうございました。 thefool199485.hatenadiary.com thefool199485.hatenadiary.com 1.ストーリー構成 今回は試験的に童話風に仕上げてみました。そのせいでグダクダになってしまった気がしますが……

ルイージ物語 下 短編小説

前回までのあらすじ あの日の朝、キノンと名乗るキノピオの青年が僕の家にきた。彼は僕にお願いがあると言った。一つは銀髪に『なってしまった』アネモナという少女に会って元気付けてほしい、ということ。もうひとつは彼女のために必要なカゲロウフラワーと…

ルイージの物語 上 (短編小説)

1 ある朝、ルイージはいつものようにゆったりとイスに腰掛け、コーヒーを飲んでいました。家の窓からはすがすがしい朝日が差し込み、テーブルを挟んで向かい側に置かれた、まだ湯気の出ているコーヒーカップを照らしています。 「はぁ……、またやってしまった…

恐々叫々 F|⊂┳1〇N 短編小説

ただひたすらに、リアルな恐怖を書いてみました。 私はことあるごとに思い出す。病理室の冷蔵庫に保管されていた赤ちゃん。ほっぺたは赤く愛らしい顔はそのままに、ピクリとも動かなかった赤ん坊だ。 なぜあの子が生まれる前に死に、私が生きているのだろう…

白頭巾(ショートショート)

あるところに小さなかわいい女の子がいました。お父さんにこしらえてもらった白頭巾をかぶってらされていたので、『白頭巾』と呼ばれていました。 「白頭巾、今日は森に住むおばあちゃんをお迎えしてきて。寄り道なんかしちゃだめよ」 白頭巾が森に入ると狼…

なぜ死ぬ権利はないのだろうか

thefool199485.hatenadiary.com ⬆本業は解剖者。嫌々死んで欲しくはないので、解剖直前に死を説得する……というヤバイ人。 このキャラクターを作るためにまとめるた会話サンプルです。感情をあまり見せない人なのですが、生死を語るときだけ、情熱的になりま…

高二ストレンジ ワンナイト人狼

thefool199485.hatenadiary.com ⬆人物紹介1 生物君「暇だな」 スピネル「暇ね」 放課後、漢字の再テストがあるんだけど、残念なことに数学の再テストも同じ先生が担当していた。そのせいで漢字の再テストが後ろに30分ずれた、というのが今の状況だ。 サン…

まさかの

フール「まずいな。 最近小説を書いていた(ホントはYouTubeのせい)から殆ど絵が描けてない。紹介記事も滞っている」アイデアの人「じゃあ全部描けばいい」フール「え?何を」アイデアの人「一枚の絵に複数キャラ」フール「いや、でも寝るまであと一時間……」…

Parallel Factor ―under ground― 下

thefool199485.hatenadiary.com ⬆前回 6 わたしは能力を用いればメス一本で切開から縫合まで一通りの外科的治療ができる。だが、傷の修復にはそれ相応の材料、わたしを含め何者かの魂の力を消費しなければならないという制約がある。さらに手にもった(わたし…

長田さん復活で歓喜

nagatakatsukioekaki.hatenadiary.jp 長田克樹 (id:nagatakatsuki)さんのブログが復活しててテンションMaxなフールです。いやぁ、半年くらい更新がなかったのでてっきり止めたのかと思いました。せっかくなのでまたまた説明をしていきたいと思います。長田さ…

噂のゲテモノ自販機 短編

高二ストレンジ 四週間目 中場 放課後 自販機に『製品の味は保証しません』と書いてあるのもどうかと思う。他にこんな自販機は見たことがない。 この自販機は公立桜見中学の生徒からは『ゲテモノ自販機』と呼ばれている。ゲテモノの文字通り、品質保証はされ…

 高二ストレンジR完結!

thefool199485.hatenadiary.com 先週のエピローグにて、高二ストレンジRが無事完結することができました。ここまで文章を書けたのは読者の皆さんの応援のお陰です!スターやコメントは小説を書く上で大きな力となりました。 拙い文章で見苦しい点も、いくつ…

書かされるのは嫌い 短編

二週目 後半 「隣、いいかな?」 後ろから聞きなれたソプラノの声が聞こえる。何度聞いても飽きない。 「ご自由にどうぞ」 僕が振り替えるといつも通り、美しい黒髪をもつ同級生が現れた。頭の後のポニーテールが楽しげに揺れていた。 僕の左隣の席に座りな…

秀才二人で天災

左:柏木 右:赤崎 捻りのない証明写真のような絵もいいですが、今回は真ん中で二つに割り、右半分と左半分で別のキャラを描いてみました。 左の人は鋭く冷徹なイメージ、左の人は暖かみがあり面倒見がよさそうなイメージです。 今回は資料に頼らずほぼ独力で…

高二ストレンジR-ivers  エピローグ

↓前回 thefool199485.hatenadiary.com 四週間目 放課後 以前、赤崎と一緒に来た公園に、僕とスピネルは訪れた。何故か、公園には子供たちが全くいなかった。おそらく近隣でお祭りでもやっているのだろう。現に耳を済ますとそれっぽい音が聞こえてくる。 僕は…

高二ストレンジR-8 終

↓前回 thefool199485.hatenadiary.com 五時前か。僕は一番右の列の二番目にある自分の席で深いため息を吐いた。夕日がガンガン当たり、目がまぶしい。 この時間になると、放課後に教室の後ろの方の席を陣取っている数人の女子ですら帰ってしまう。 やたらと…

高二ストレンジR-7

↓前回 thefool199485.hatenadiary.com 目の隅っこに『通学路』の標識がうつる。その奥には今にも雨が振りだしそうなドンよりとした曇り空が広がっていた。 住宅地の狭間で僕は声を張り上げた。 「なあ、頼むサンダー。もう一度スピネルとよりを戻してくれな…

高二ストレンジR-6

前回↓ thefool199485.hatenadiary.com 「今日、一緒に帰れる?」 僕は戦慄した。 いつものように放課後荷物をまとめて誰と一緒に変えるか考えていたところに、信じられない人が姿を現したのだ。彼女は例によって、無い胸に黒髪を揺らしている。 「いいけど、…

高二ストレンジRー5

僕は柏木と赤崎の話し合いを聞いた後、赤崎にさらに細かい事情を聞いた。そして帰り道赤崎と別れ、山田に電話をかけたのだった。 スマホ越しにサンダーの声が月夜に響く。 「━━これが俺の知っている全てだ。つまり、生物君が察した通り、柏木の言ったことは…