フゥルの鉛筆画ブログ

鉛筆画のイラストや絵を中心に描いています。黒髪が大好きです。時々短編小説も書きます。

2013-07-15から1日間の記事一覧

ルイージの小説 50 第九章 希望の宝石

わたしは街道をそれて、 再び森の中へと入った。 雷に打たれた古大樹。 わたしが拾われた場所。 物語の始まり。 彼と初めて出会った場所。 感じる。 彼を感じる。 本物の彼を感じる。 森が途切れ、 雷に打たれた大樹が見えた。 あの時と寸分変わらない大樹。…

ルイージの小説 49 第九章 希望の宝石

天空に輝く星ならざる影。 飛行船の艦隊。 クッパ軍が誇るクッパ空軍である。 わたしは広場でその勇ましき姿を拝見していた。 おそらくセキリュウは時間稼ぎだったのだろう。 本隊が到着するまでの・・・。 空気を引き裂く音が聞こえた数秒後、 大量のキラーが…